スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 感想

どうも、テストユーザーです。
今日は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を鑑賞してきました。

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www.spiderman-movie.jp

以下、ネタバレ含みます。









筆者について

最近マーベル系実写映画をたまに見ています。
アヴェンジャーズシリーズは苦手で、アクションよりドラマが好きです。

なので、それほど本作をそれほどめちゃくちゃ見たい!いうわけではありませんでした。
ただ、スパイダーマンシリーズは主人公ピーター・パーカーの成長もので、各ヴィランについても絶対の悪ではないどこか憎むことが出来ないキャラクターばかりで、
そういう意味でマーベルものの中ではかなり好きな方なので、見ても良いかな…という感じでした。

今回のノーウェイホームを見るにあたって、
サム・ライミスパイダーマン(トビー・マグワイア)の1~3を鑑賞してから劇場に行きました。
アメイジング(アンドリュー・ガーフィールド)は未視聴(内容を忘れた)が見直してから行けばよかったと若干の後悔がある。


簡単なあらすじ

本作の前作にあたる『スパイダーマン:ホームカミング』のラストに、ヴィランをなんとかこうとか退けました。
だが、その後そのヴィランの一味から偽の作られたVTRを全世界にブロードキャストされ、ヒーローだと思っていたら前作での事象は全てスパイダーマンが仕組んだことであった。
しかも、その悪役であるスパイダーマンはピーター・パーカーだ!という事になり、さあ大変。

スパイダーマンバッシングが起こり、進学にも影響が出てしまい親友達と約束していたMIT進学が出来ないということになります。
この世論をどうにかして今までの日常を取り戻したい…そんなピーター・パーカーの極個人的な希望により、物語ははじまります。

結論

スパイダーマンファンの為に作られた、スパイダーマンオールスター大乱闘スマッシュブラザーズでした!
特に何も考えず、普通に楽しんで見れたので見てよかったと思う。

感想

会話多いなーとは思ったけれども、内容的にそうしないと成立しなかったと思うしさもありなん。
前半のドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)とピーター・パーカー(トム・ホランド)のやりとりにめちゃくちゃイライラさせられた。

あれはピーター・パーカーがまだ高校生で幼い人間であることを表現する為だったのであろう。
だが、めちゃくちゃイライラした。
オーダーは具体的に決めてせえよと、めちゃくちゃイライラした。

具体的なオーダーを決めずに約6回(?)ほど忘却の魔術を施行しようとしたせいで、世界が歪んで平行世界の過去作のヴィラン(無印とアメイジング)が出現。
ここはドクター・オクトパス(アルフレッド・モリーナ)がまず出現したんだけれど、なかなか胸アツ展開だった。
基本的には良い人間性なのに、機械に半ば乗っ取られて暴走している。基本的にスパイダーマンヴィランはそういう憎みきれない要素があるキャラクターばかりで、既述だがそこがスパイダーマンの魅力でもあると思っている。
絶対正義なんてものはなく、その人の正義があるだけなのだ。


メイおばさんが『大いなる力には、大いなる責任が伴う』と発した時、
やっとトム・ホランドのピーター・パーカーでもこの台詞が出たかと…メイおばさんが死ぬんだなと察したので死んでしまった事についてそこまでの衝撃はなかったが、
これを通してかなり成長出来たのであろうと、ここから終盤にかけての展開と最後のシーンを見て感じた。


終盤のトビー・マグワイアアンドリュー・ガーフィールド、そして本作主人公のトム・ホランドが勢揃いして、
自由の女神で各シリーズヴィランと戦う展開は相当に胸アツでした。


ただ、すごく物申したくなったポイントがあった。
メイおばさんに促されて、各シリーズのヴィランを『治療』するというんだが…これについてはどれだけ上から目線でくるのよとちょっとひいた。

メイおばさんが言うのはわかるし、それに忠実にしたがってトム・ホランドは『治療』しなければとなったんだけれど、何を持って治療というのか…。
彼らは力を持ってしまった。
それにより、その力に逆にもてあそばれてしまっている面はあるのだと思う。
ただ、その力を制御できるのであればヒーローにもなれるのだ。(ドクター・オクトパスは除く)

なのに『治療』と称して力をなくして普通に人間に戻す。
それを言うなら、スパイダーマンの力はどうなる?と思った。
君も素晴らしいギフトを貰った。それを人助けの為と正しいことに使っている…まあ確かにそのとおりで各ヴィランとは違う。

ただ、それはそれとしても本当に使い方次第なのであり、
それならスパイダーマンのちからは?というのはすごく思ってしまった。

まあ基本的に人助けに使っているのだから良いのだけれど…。


正直このスパイダーマンが最後となるとしても、全然違和感がないという程度に良い幕引きだったと思う。

むすび

今月はもう1作品見るかも。

silkroad-movie.com