死生観についてちょっと考えたり


今週は親族の葬儀に参列してきました。
たまにご自宅へお伺いするとその帰り際、いつも「また来ておくんなせぇ^^」なんて言葉をかけて下さる、本当にかわいいお祖母ちゃんが亡くなりました。

納棺⇒通夜⇒夜伽⇒告別式⇒火葬⇒繰り込み初七日法要
と、2日間をかけてと執り行われ、お顔を見ると生前のエピソードを思い出して泣いてしまう…なんて場面が度々ありました。


自分の実家は一応禅宗曹洞宗という仏教のお寺の檀家です。
ただ、自身としては死後の世界の事なんかをあまり考えたこともなく…という、自分の中での世間一般の日本人と同じような宗教観。

そんな感覚なのにも関わらず、クリスマスやら初詣、大晦日に節分…といろいろな行事をしていますが、これって宗教の行事なのですよね。


今回葬儀に参列する中で、死生観について考える事があり、宗教っていうのはこういう時(人の生死に関わるところ)の為にあるのかな…と個人的に感じました。
お葬式というものは、ちょっとばかしこう「形式ばった儀式」ではありますけれど、故人とまだ今後も生きていく自分たちと折り合いをつける為の大切な儀式なのかな、と。
まあ勿論、お金稼ぎの為という面ももちろんあるものなのですけれど、宗教というものはそういった面をケアする一種のサービス業で大切なものなのだ、と感じた次第です。

もう少しちゃんと宗教について知ってみようかと。
まずは自身の実家が所属する曹洞宗についてですけれど、そういう事を知ることは、人生を豊かにする…というと言い過ぎですが、単純に宗教について知ることが面白そうだなと思いました。